ベセスダ、『The Elder Scrolls VI』に有償NPCを導入へ
ベセスダ・ソフトワークスは、再びタムリエルの門を開きます。今回は、熱心なファン一人に『The Elder Scrolls』の世界に永遠に名を刻む、非常に限定された機会を提供します。メイク・ア・ウィッシュ ミッドアトランティックとのチャリティーオークションを通じて、最高額を提示した入札者は、『The Elder Scrolls VI』向けにベセスダの開発者と共にゲーム内NPCを共同制作する権利を獲得します。
これは単なる命名権以上のものです。落札者はベセスダのクリエイティブチームと直接協力し、ゲームの世界観に影響を与える可能性もある、完全に作り込まれたキャラクターを創造します。その可能性は、学識豊かな放浪者や謎めいた商人、強力な戦士から、はたまた広大なタムリエル世界における落札者自身のデジタル表現にまで及びます。
現在の最高入札額は11,050ドルに達していますが、進行中のオークションを見ると、この金額はさらに上昇を続けるでしょう。特筆すべきは、ベセスダが『The Elder Scrolls VI』のリリース時期については沈黙を保っており、ファンはこのユニークなNPCにいつ遭遇できるのか、推測を巡らせている状況です。

同様のオークションは以前、『Starfield』に対しても実施されましたが、その取り組みで作成されたカスタムNPCの詳細は、これまで公に明かされていません。
オークションの勝者が自分自身を『The Elder Scrolls VI』に不朽のものとすることを選べば、彼らは「スカイリムおばあちゃん」として知られるシャーリー・カリーの仲間入りを果たすことになります。彼女のゲーム内分身は、すでに次回作への登場が確認されています。
正式な発売日が発表されていない中、業界アナリストは『The Elder Scrolls VI』が2026年より前に発売されることはないと予測しています。しかし、ついにその日が訪れた時、一人の幸運なファンの創造的遺産が、永遠にタムリエルの世界に織り込まれることになるでしょう。