ジェームズ・ガンの『スーパーマン』に登場する敵役が明らかに
大規模な映画シーズンが本格化する中、ジェームズ・ガン監督によるスーパーマンリブートへの期待が高まっています。ワーナーブラザーズは最近、デイビッド・コレンズウェット演じるスーパーマンとレイチェル・ブロズナハン演じるロイス・レインの関係性を垣間見せる新たなトレーラーを公開しました。しかし、最も注目を集めているのは本作の強力な悪役たちです。
スーパーマンのライバルたち
トレーラーでは、ニコラス・ホルト演じるレックス・ルーサー、マリア・ガブリエラ・デ・ファリア演じるエンジニア、オリジナルキャラクターのボラヴィアのハンマー、そして謎に包まれたウルトラマンなど、複数の敵対者が紹介されています。この多様な悪役たちは、ガン監督のスーパーマンにおける主敵について興味深い疑問を投げかけています。
キャラクターギャラリー(メイキング映像より)
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謎の存在「ボラヴィアのハンマー」
この装甲戦士はジェームズ・ガンがスーパーマンの敵役に加えたオリジナルキャラクターです。プロモーションで最初にヒントが示されていたこのテクノロジー強化戦士は、架空の国家ボラヴィア出身で、隣国ジャールハンプールと交戦中です。トレーラーでは、この装甲敵とスーパーマンとの激しい戦闘シーンが披露されており、メトロポリスに甚大な破壊をもたらしています。
デザインは日本のメカの影響を受け、ガン監督が他の悪役を「怪獣(かいじゅう)」と表現したこととも相通じます。この東西融合の美意識が、スーパーマンの世界的影響力を探求しながら、映画に独特のビジュアルアイデンティティを与えています。
マリア・ガブリエラ・デ・ファリア演じる「エンジニア」
トレーラーでは、ナノテクノロジーを駆使するこの敵役についてより詳細が明らかになり、コミック原作から大幅に再解釈された姿が見られます。元々は道徳的に曖昧な組織「オーソリティ」の一員でしたが、このバージョンではレックス・ルーサーの反スーパーマン計画に完全に加担しているようです。
重要なアクションシーンでは、野球場でスーパーマンと戦い、孤独の要塞に潜入してクリプトと対峙するエンジニアの姿が描かれています。彼女の存在は、伝統的なヒロイズムとより冷酷な正義のアプローチとの間の本作の核心的対立を浮き彫りにしています。
ウルトラマン:スーパーマンの闇の鏡?
特徴的な「U」のエンブレムを掲げた仮面の戦士は、DCU版ウルトラマンではないかとの憶測を呼んでいます。従来は地球3出身の邪悪なスーパーマンとして知られていましたが、このバージョンは次元間の存在ではなく遺伝子複製体である可能性があります。
トレーラーでは、スーパーマンとこの謎の敵との残忍な対決がほのめかされており、レックス・ルーサーの策略以上に物理的な主敵としての役割を暗示しています。
メトロポリス襲来の怪獣たち
トレーラーでは、街を襲う巨大生物の描写が拡大され、スーパーマンが超高層ビルサイズの怪物と戦うシーンが見られます。これらのシーンは本作のブロックバスター級のスケールを強調しつつ、その起源(自然現象かルーサーが仕組んだ危機か)に疑問を投げかけています。
レックス・ルーサーの脇役的役割
ニコラス・ホルトが演じるレックスは、物理的な脅威というよりイデオロギー的な敵役として描かれています。億万長者の実業家は代理人を通じて活動しながら、スーパーマンの評判を政治的につぶすことに専念します。トレーラーでは政府機関との潜在的な同盟やスーパーマンの投獄ストーリーもほのめかされています。
ロイスとクラークの現代的な関係性
トレーラーでは、ロイス・レインがすでにクラークの正体を知っていることが明らかになり、恋愛感情を育みつつある職業上の同僚としての関係が描かれています。彼らのやり取りは、お姫様型ヒロインの定番を排してロイスの調査能力を強調しており、辛辣なインタビューシーンから親密な瞬間まで多岐にわたります。
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